脅迫するコンピュータウイルス上陸

トレンドマイクロが7月10日に発表した2012年上半期のインターネット脅威レポートによると、海外で流通している「ランサムウェア」の感染報告が国内で確認されたとのこと。

この「ランサムウェア」は、コンピュータ内のファイルやシステムを暗号化などの手口で使用不能にさせ、「元に戻すには金銭を払え」と恐喝する悪質なプログラムで海外では既に広がっている。

国内で見つかった「ランサムウェア」は、特定のファイルに対して特殊な拡張子を追加するのが特徴という。また同時にファイルも暗号化がされてしまい、暗号化を解除しない限りファイルを開けなくなるもの。
同社の解析で復号鍵がランサムウェア内部に含まれていた。海外では含まれないケースもあり、復号化は非常に困難とのこと。

それにしても悪質なウイルスですね。そもそもウイルスは悪質なものではありますが、絶対感染したくない者の一つです。
ワクチンソフトなしでは、今のPCは考えられないことを考えると、この業界はずっと生き残り続けるということでしょう。