菅首相と原発事故対応の関係
Posted at 11/03/30 PermaLink»
菅直人首相が東日本大震災の発生翌日の12日午前に東京電力福島第1原発や被災地を視察したことで、原発から放射性物質を含んだ蒸気を排出する「ベント」などの初動対応が遅れたとの見方が広がっています。
これについて、菅首相は「視察によって(作業が)遅延したということは全く当たっていない」と否定したとのこと。
視察については「現地の状況把握をすることが大事だと考えた。現地に対して、間接的なことが多くてつかみきれない状況があった。現地で話を聞くことは、その後の展開の中でも判断に役立った」と説明。
さて、行ったと行かないとでは、その後の判断にどれだけ違いがあったというのでしょうか。専門家の意見を元に決断するでしょうから、違いはなかったのでは、とも思うのですが、「現場に足を運ぶ」ことは政治家の姿勢を知らしめる基本行動といえます。行かないなら行かないで、「自分だけ安全なところにいて」とか、「現場を知らずに指揮を執るのはおかしい」とか言われるでしょうから、何かと判断は難しいところだったかもしれません。
本人も、まさかここまで長引くとは思っていなかったでしょうが、今回は凶と出てしまったということか。
それにしても福島原発は良くなっているところと悪くなっているところとあり、全く先が見えません。長引くほど日本全体に対する風評被害も広がり、貿易で成り立っている日本全体に深刻なダメージが蓄積されていくだけに、事態が早期に収拾できることを切に願います。
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