グレーゾーン金利の返還に利率上乗せ

グレーゾーン金利部分について過払いしていた利用者は返還請求に押し寄せていますが、その返還されるお金について、利率を上乗せした上で返さなければならない、という判決です。

もらわなくていいはずのお金は、利用者が持っていれば利率が乗って増えていたでしょうし、そのお金を業者が持っていることで、利率という果実を不当に得ていることになるからでしょう。

グレーゾーン部分で利益を出していた会社にとってはかなり大きな痛手ですが、消費者保護の観点から自然な結果にやっとなったというところでしょう。

一方、消費者金融の審査は以前に増して厳しくなってきたとも聞きます。
私は消費者金融を利用していないので、その実感はありませんが、貸し手側も利益が少ない分、リスク回避をしっかり行う必要があるため、きっちりお金を返してくれる人を選ぶ目が厳しくなったということ。

借りる体質を脱却できる生活ができるようになれば、お財布も心も健全になると思うのですが。