酒気帯び運転でクビは駄目と判決

Posted at 07/07/13

熊本の元教諭が酒気帯び運転を理由の懲戒免職を訴えてましたが、勝訴しました。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070712-00000114-mai-soci

この教諭は個人情報が入ったMOを紛失し、拾った人からの連絡で取りに行く途中と帰りに酒気帯び運転で捕まりました。

熊本県教育委員会は酒気帯び運転と個人情報紛失を併せて「懲戒免職」としました。
これに対して、元教諭は県教育委員会を訴えました。

福岡高裁では原告勝訴となり、県側は上告しましたが最高裁で退けられて、確定に至ったわけです。

特に公務員のあいだでは、酒気帯び運転、飲酒運転で、即クビという処置をしているところが多いですが、行き過ぎでは、という声があるのも事実。

今回は、酒気帯び運転+個人情報紛失 でもクビは行き過ぎ、という判断ですので、どちらか一方だけを理由にしたクビも行き過ぎということになるでしょう。

飲酒運転でクビ、という決まりが重すぎるのなら、1年間給与カットとか、他の策を練るしかないかもしれません。むしろわいせつ事件なら即クビとか、そっちはどうなんでしょうか。

スポンサードリンク

Powered by Movable Type

Template by MTテンプレートDB

Supported by Movable Type入門