赤城農相、泥沼ですね。

Posted at 07/07/11

赤城農相は明細の開示を拒否。
親類はいざこざ。これこそ泥沼ですね。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070710-00000015-maip-pol

「法に則って出しているから問題ない」
これが前松岡農相も、そして他に政治資金の使用に関する疑惑がある議員共通のいいわけです。

そもそもこの法自体、透明性が不十分だからこのような問題があとを絶たないわけで、この不十分さを認めない姿勢が、「やましいことがあります」と認めているようにしか見えないわけです。

また自民党は領収書の添付について猛反発していると聞きます。
逃げ道を確保しておきたいのでしょう。

安部総理は役人の改革、国民から税金を取る改革、地方に金を渡さない改革と、大都市に住むお金持ちの自分には痛くない改革を断行していますが、
政治資金に関する透明度向上など自分に都合の悪いことについては何もやっていないように見えます。

赤城農相が明細を開示しないのは、堂々と開示できる内容ではないことが予想されますが、それだけでなく、明細の開示が政治家にとって都合の悪い前例にならぬよう、周りからも応じないように言われているのだと思います。

また、選挙前だからよけいにマスコミ、野党の追及が厳しくなっているのかもしれません。
政治家がこんなのに時間を割くのではなく、政策論争など本来業務で注目されることを強く望みます。

赤城農相も今は日豪EPA・FTAをはじめとする日本の農業、畜産業の将来がかかる重要な交渉をしている最中です。お金というスキャンダルになりやすいところを処理できないで、日本農業が託せるのか。本来なら、しっかり日本の国益を守るための仕事をこなしていただきたいところなのですが。

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