お粗末な結果。年金の認定

Posted at 07/07/10

証拠なくても「一応確か」なら支給するそうです。
年金記録漏れで判断基準・総務省第三者委

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070709-00000115-jij-pol

これで安部総理は選挙前に「年金問題を解決した」という成果ができたことになるのでしょうか。
結局、支払い記録の整理がずさんだったために、このような低レベルの結末にならざるを得なかったのでしょう。

確かに、この方法であれば救われる人は多くなるでしょう。
しかし、支払っていないのに「一応確か」な要件をみたす状態を作り上げ、まんまと年金をもらう人もいるはずです。

総務省第三者委員会は、いわば性善説にたった対策を結論として出したわけです。
とはいえ、本気で性善説を支持しているわけではないでしょう。もしそうなら、世の中、詐欺事件やいざこざ、殺人事件などなど、起こらないでしょうから。

「一応確か」方式は、様々な問題をはらんでいるのはいうまでもなく、明確な基準が無いかぎり、地域による認定の可否に差が出てくるでしょう。

性悪説というか現実的に闇の新ビジネスが出てきそうです。
年金をもらえるようにするための条件をそろえてくれて年金支給額の何パーセントかを取り分にして・・・なんて出てくるのではないでしょうか。

いつまでも続くものじゃないと思いますが、そういったものに対してどう対策をうつのか、など課題が多そうです。

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