森口氏はこうなると思っていなかったのか

Posted at 12/10/15

人工多能性幹細胞(iPS細胞)を使った治療をしたと主張している森口氏。
理論武装しないまま主張してしてしまい、自らその多くは誤りであることを認めてしまう結果になっています。

彼の過去の論文も、共同研究者は名ばかりのようで、さらに本人の肩書きすら客観的に誤りと受け取られるような状況。
今まではone of themで、何とか過ちが暴かれずにきたものと思いますが、今回のiPS治療はそうはいかなかった。余りにも注目されすぎてしまったのが、見込み違いだったと言うことでしょうか。

彼が無断で肩書きを名乗った某有名大学、そして治療をしたという某有名病院、さらに共同研究者とされた研究者たちからは訴えられていないようですが、彼のせめてもの救いは、これといった明白な実害、損害が発生していないことではないでしょうか。

研究者として終わりは当然のこととして、実害、損害まで及んでいたならば、今後の生活がさらにすさんだものになったものと思われます。

(実害・損害の有無については、私が知らないだけかもしれません。)

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