日本のコメは世界で売れるか

Posted at 10/11/26

 住友商事は11月25日、来春をめどに中国で米の流通・販売に乗り出すことを明らかにした。
 当初は中国産米を取り扱い、来年中にも日本産米を輸出する計画。現地に日本式の精米設備を設け、日系スーパーやレストランなどに販売するとのこと。
 日本企業が中国で本格的に日本産米を販売するのは初めてのことで、世界的な需要拡大でコメの国際相場が上昇し、日本産米との内外価格差は縮小していることを背景に、良質な日本のコメには十分な国際競争力があると判断したとのこと。

 数年前に上海、北京の高所得者層向けに日本産米が高値で売れたニュースを見たことがあります。日本の数倍で売れたとか。
 中国は都市部では所得が向上しており、いつはじけるかといわれるバブルもまだ続いているようなので、売れるところに売れるうちに売っておくのはいい手だと思います。
 ちょっと信じられないのが、おいしくても高価な日本のコメが本当に売れるのかということ。このビジネスが成り立つのであれば、日本農業はどんどん海外に打って出るべきで、それこそ全農あたりが商社になって営業できればTPPなんて問題にならないでしょうが、数年みないとわからないですよね。

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