優先順位つけられないから。

長妻昭厚生労働相は記者会見で、平成２３年度の「子ども手当」の支給額について、「さらに上積みをしていきたいと私自身は考えている」と述べたらしい。今年度の月額１万３千円から現金給付を上乗せしたい考えを示したものの、「財政、財源との関係で、政府内でよく議論をしていく」とも述べ、財源確保が難航していることをほのめかしたとのこと。

子ども手当はなぜ大事なのかを考えると、民主党は少子化が日本にとって最も望ましくないことの一つと考えたからであり、マニフェストにしたのは優先順位が高かったから。財源が足りないというなら優先順位が低いと考えるところを切って持ってくればいいのに、それが出来ない。
野党時代には好き放題言っても、与党になればそれが難しいことに直面。結局のところ、世間受けがいい公務員の人件費削減になるわけです。それすらまともに進んでいないようですけど。

普天間基地も大変なようです。