円高だとまずい？うまい？

週明け３日の東京外国為替市場の円相場は、米景気の後退懸念が強まり
４営業日続伸で一時１ドル１０２円台後半まで上昇しました。

１０２円台は平成１７年１月下旬以来、約３年１カ月ぶりの円高水準とのこと。

今日の東京株式市場も、円高を嫌気して全面安の展開となっています。
日経平均株価は、前週末終値比で一時５３２円安と１万３０００円割れが目前に迫っています。

日本の景気は輸出産業が支えているだけに、
この急激な円高は、それら企業の利益を圧縮することになり、国内経済が冷え込むとの見方もあります。

一方で、輸入についてはコスト安になるのでいいのかな、という見方もあります。

特に、最近では石油はいうまでもなく高騰。
小麦、トウモロコシ、大豆など、日常生活の食料の材料となっているものや、家畜の飼料作物になっているものの輸入価格が高騰しているので、そのコストをいくらかでも圧縮できればいいなと思うのですが、

今回の円高は、単なるドル安、ドルだけが弱くなっている、という気がするので、
米ドル基軸のアメリカからの輸入以外はあまり効果がないのでしょうか。

それにしても世の中マネーゲームで一般民の生活が右往左往させられている気がします。

こんな世の中に誰がした！と思いますが、
マネーゲームの勝ち組にどうやってなれるかを考える、今日この頃です。

資金がないのに・・・。