東大だからこんなことが言えるんだ

東京大学は来年度から、国立大で初めて家庭年収４００万円未満の学生の授業料を一律無料にする。

これで、金銭的問題から東大進学をあきらめる学生に門戸を広げ、優秀な“頭脳”を確保するのが狙いとのこと。

でも東大に入るくらい優秀な生徒は、小さい頃から親が教育熱心で、
それはもう、ある程度高給取りでないとできないくらい教育にお金を掛けている裕福な家庭がとても多いです。

とても近い身内が東大出身ですが、周りはお金に困らない人ばかりと聞いてます。

ということで、家庭年収４００万円未満で、どれだけ教育にお金をかけられるのか。
これで東大に入れる生徒は本当に優秀です。

頭が良いのは当然ですが、おそらくは私立高校などには行けない収入でしょうし、せいぜい塾に行く程度ではないかと。
とすれば、自分できちんとモチベーションを保ち、誘惑に負けず自ら勉学に励んだからに他ならないと思います。

もちろん、有名私立高校に入り、塾で頑張ったりと受験戦争ど真ん中にいるいた人も、それはそれでつらい時代があったともいますが、否が応でもその環境を貫き東大レベルになっていったと思います。

裕福でない場合は、その環境にすらたどり着けない中で、東大に行けることに凄さを感じるわけです。

良いんじゃないでしょうか、この傾向は。

でも、地方の国立大でやったらゴロゴロいるでしょうから、財政破綻を招きかねず、この制度導入はむりでしょうね。