もはや不正のない政治家を捜す方が・・

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070901-00000028-mai-pol

遠藤武彦農相（衆院山形２区）が組合長理事を務めている山形県米沢市の置賜農業共済組合が、
農作物の霜などの被害を補償する農業共済をめぐって、加入者を水増しするなどの手口により
共済掛け金１１５万円を国から不正に受給していました。

こうなると、遠藤農相の責任、といえば責任なんでしょうけど、
なんだか最近の政治家スキャンダルが多すぎてなのか、もうお腹いっぱいです。

赤城、松岡氏と比較して違うのは
彼らが自分の政治活動におけるカネのスキャンダルだったのに対し、
今回は直接政治活動ではない、別団体であるところです。

安倍総理は新しい閣僚を決めるときに、十分なスキャンダル調査をした上で、メンバーを決定したのでしょうが、さすがにここまでは考えは及ばなかったのでは。

大臣になるほどの政治家であれば、これまでの経歴も長いでしょうし、その責任が及ぶ範囲も広くなっているでしょう。
その中で少しでも不正を発見することを、マスコミなどがライフワークにしていませんか。

不正はただすべきは当然であり、政治家であれば模範的であるべきとも思いますが、スキャンダルよりも日本の政治停滞を引きおこすことによる、国民への悪影響が心配です。