資産運用はプロでも難しい・・

Posted at 12/02/27

投資顧問会社「AIJ投資顧問」(東京都)の年金消失問題で、同社が顧客に繰り返しうその運用報告書を提出していた疑いが強いとして、証券取引等監視委員会が金融商品取引法違反(虚偽の運用報告書の交付)などの疑いで本格的な調査を始めたことが26日、分かった。同法違反には刑事罰が規定されており、不透明な資産運用の実態解明を進める。

123社分の大半企業年金2千億円消失した、AIJ投資顧問。金融商品取引法違反(虚偽の運用報告書の交付)などの疑いで本格的な調査が始まったようですが、投資顧問というような金融の専門家がいても、このような状況になるとは、お金を増やすことはそう簡単ではないということですね。

関係者によると、AIJは集めた資金を租税回避地の英領ケイマン諸島に登記された「私募投資信託」に流れており、半年に半年に1度、定期的に資産の運用報告書を顧客に開示し報告することを義務づけている内容のうち、ケイマン諸島の私募投資信託を扱った正確な運用成績や実態について、顧客に開示していないとのこと。

お金は見えないものであり、年金となると必要となる時期が後になるだけに、手遅れの実態が判明するまでに時間がかかります。こういう場合の被害者を救ってくれる制度はあるのでしょうか。
とてもやるせない事件です。

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