太陽光パネルを付けたら日陰に?

Posted at 11/06/27

自然エネルギーが注目される中で、一般住宅で太陽光発電用パネルを屋根に設置した後、隣にマンションが建てられるなどして発電量が低下し、補償をめぐるトラブルが目立ち始めているとのこと。

自宅の屋根に太陽光パネルを設置た、ある住人は 「想定外の事態。発電量が減ると知って、がくぜんとした」という出来事が。昨年10月、東側の隣接地でマンション建設計画があることを知らされ、完成すれば自宅は夜明けから昼前まで陰になる。
この住人は15年前にパネルを設置。猛暑だった昨夏は月の電気代が約5000円は浮いた。隣接地はこれまで低層の店舗で、マンションに建て替えられることは予想できなかったとのこと。

15年後に町並みがどうなっているかを正確に予想できることは、都市部であるほど困難であり、太陽光発電のもとを取るのが数十年かかることを思うと、そのシミュレーションは鵜呑みにできないことになります。また、実際はランニングコストで修繕費などかかることを考えると、かなり安くならない限り、爆発的な普及は考えられません。個人宅で設置するよりは、孫正義がとなえた電田プロジェクトの方がトラブルが少なくていいのではないでしょうか。

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