調査捕鯨とは何か

Posted at 11/02/18

米国の反捕鯨団体「シー・シェパード(SS)」が日本の南極海調査捕鯨に対し妨害を続けている問題で、農林水産省は2月18日、乗組員の生命の安全を守るために今期の調査を中断し、船団を帰国させることを決めたとのこと。
SSの妨害で調査捕鯨が中断になるのは初めてのこと。

さて、この調査捕鯨ですが、調査と捕鯨、どっちが主目的なのでしょうか。
鯨の生息数等を調査するなら捕まえる必要はないでしょうし、捕鯨したいならあいまいな用語を使わず、捕鯨しますといえばいいのでは。

鯨やイルカを食すというマイナーとなっている日本の食文化をどこまで守るのかは判断がつきかねますが、そこまでして捕鯨しなければならないのか、鯨を食すことがない私にはピンときません。

鯨に関わる人たちの生活を維持するのが目的なのか、鯨を食す文化を守ることが目的なのか、それとも別にあるのか、ある程度柱をはっきりさせて、調査捕鯨などというあいまいな用語を使わず、主張すべきは主張し、引けるところは引く姿勢が必要だと思います。

現実はそう簡単ではない、ということでしょうけど。

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