プリウスを脅かす存在は？

日本自動車販売協会連合会などが１１日発表した２０１０年の車名別新車販売台数（軽自動車含む）によると、トヨタのハイブリッド車「プリウス」が前年比５１．１％増の３１万５６６９台で２年連続でトップに。
プリウスは同社の「カローラ」が１９９０年に記録した３０万８台を２０年ぶりに塗り替えるほどの台数になりました。
政府のエコカー購入補助金を追い風にしたことは周知のことですが、同じハイブリッド車としてホンダの「インサイト」が寂しい限り。もっと検討してほしかったところです。
なぜ「インサイト」は売れなかったのでしょうか。価格はとくに問題ない気がしますが、燃費がプリウスほどではなかったことや、プリウスの値下げによって、高級感のあるプリウスに顧客が流れたのではないでしょうか。
トヨタはプリウスファミリーを次々増やすことで広報しており、ハイブリッド車業界を牽引するのはまちがいないのですが、ホンダも技術的に特に燃費的にトヨタに追いついてほしいと思います。