自民党にとって「吉」か「凶」か(仕分け批判)

Posted at 10/10/26

自民党は、政府の行政刷新会議(議長・菅直人首相)による事業仕分けに民主党議員が参加するのは国会議員と公務員の兼職を禁じた国会法に抵触する疑いがあるとして、26日の参院議院運営委員会理事会で問題提起する方針を決めた。特別会計を対象に27日から始まる仕分け第3弾をけん制する狙いがあるとのこと。

法に抵触するのであればただすべき必要があるので、それはいいのですが、事業仕分けは無駄を削減し必要な事業に財源を振り分けるという国民の期待を背負っているものであり、自民党の方針はこれに待ったをかけるものと思います。そうなると、国民の期待と真逆のことをすることになり、自民党のイメージはかえって良くないのではないでしょうか。

事業仕分けに自民党も加わりたいということを積極的にアピールするのであれば話は別だと思いますが、そこまでは新聞記事から読み取れないので、自民党は結局何を目指そうとしているか、そのメッセージが具体的に判ればいいと思うのですが。単なる野党のいちゃもんでないことを祈ります。

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