出生率をあげるには

Posted at 10/06/11

今日本は人口減少社会に突入しています。
少子高齢化社会といわれて久しいですが、出生率は最近下げ止まりになってきている気がしますが、若者の人口が減少している中では出生率が変わらないと出生数は少なくなる一方です。

そんな状況の中でどのようにすれば出生率はあがるのか。
うちも子供はいますが、あと一人はもうけようと思いません。
なぜなら、生活水準が大きく下がると思われるからです。

子供をひとり育て上げるのに2000万円かかるとかなり前ですが聞いたことがあります。
それが本当かは分かりませんが、成人までの学費、医療費を考えると、私の給料からは今の人数で精一杯です。

行政は生んでから就学前までを手厚くする傾向にあります。たしかに生んでからすぐはとても手間がかかるし、子供ももっとも弱い時期なので医療費もかかるし、親は寝てられないし、女性は仕事をしているとすれば出産休暇は必須だし、手厚くしてしかるべきでしょう。

でもお金がかかるのはそこから先。
特に大学進学、人によっては私立高校への進学を考えればやっていけません。
子育ては修学したら終わりではなく、そこからが本番なのです。

出生率が上がっている自治体を見ると、中学まで医療費無料とか、子育て世帯にはとても安く住宅を貸し出すだとか、子育て期間全体に関わる思い切った支援をしているところが共通点のようです。

子育てでもっともお金がかかる時期に、もっとも手厚い、安心できる支援があれば、それ以外の時期が不足気味でも生む気になるのではないでしょうか。

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