ガソリン税が国際的に安いというなら

Posted at 08/04/30

ガソリンの暫定税率が復活目前。
それでも税率は外国より安い、と総理が言い始めました。

ガソリン税の暫定税率が復活すれば、1リットル当たり平均130円程度のレギュラーガソリンが、160円台の史上最高値へと急騰しそうです。

ただ、世界的に二酸化炭素(CO2)排出量削減のためにエネルギー消費抑制を目的とした課税強化が進むなかで、国際比較では日本のガソリン税は割安との指摘もあり、

 「世界では温暖化対策としてガソリンに対する税金を引き上げる傾向にある」「(値下げすれば)日本はガソリン消費を増やそうとしているという誤ったメッセージを発することになる」と福田康夫首相は、ガソリン税の暫定税率期限切れを目前にした会見で発言しています。

国際的に安いし、外国から批判されるから、ガソリン税を上げる、というのは、国民生活を2の次にしている発言ととられるのではないでしょうか。

そういう論法であれば、日本の方が高いと言われる税金をセットで下げるべきでしょう。

相殺された結果としてガソリン税が上がるのであれば、多くの国民は納得すると思います。

でも、単に財源を増やしたいがための理屈にすぎないのは明らかですが・・・。

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